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家康家康

押忍!日本一を目指す、空手バカ30代の家康です!

組技である柔道や柔術、レスリング等は普段からガチンコのスパーリングをしているでしょうが、打撃の空手はなかなかそうもいきません。

顔面無しのフルコンタクトであれば、比較的安全に普段から強いスパーリングが出来ますが、やり過ぎるとやはりダメージも残ります。

そこで打撃の場合はマススパーリングを中心にして、ミットに全力で技を打ち込むのが主流になってきていると思います。

今回は空手の稽古の中でも重要なミット練習についてお話したいと思います。

【空手】 1、パンチングミット、キックミット、ビッグミット

先ずは一般的なミット練習です。

パンチングミットはボクシングでよく使われていますが、もちろん空手の突きの稽古には有効です。

しかし蹴りを受ける事は出来ないので、キックミットを使う事が多いと思います。

また近年ではフルコンタクト空手用のビッグミットがいろいろ開発されているので、それを使う道場も増えているでしょう。

図1 (8)
ミットを使う場合に気を付けたいのは、そのミットの特性を活かした練習をする事です。

サンドバックであれば、相手がいなくても一人でも練習できるのが利点です。

しかし目標はずっと固定されています。

しかしミットは持ち手の誘導により、変化する目標を打つ稽古が可能になります。

それがミット練習をする利点であり、持ち手が実戦を想定したいろいろな動きを行い、その目標を狙う事で、効果的な練習と成りえます。

なので漠然と持ち手のミットを固定させたままの状態で突きや蹴りを打ち込むのはもったいないですね。

初心者はそれでもいいですが、それはサンドバックでも出来る練習です。

経験を積むにつれて、持ち手が実戦を想定した動きをして目標を変化させましょう。

打撃ではむしろそういう効果的なミットを持てるトレーナーが重要になります。

それによりスパーリングは少な目でも、実戦に役立つ稽古が出来るようになります。

図2 (4)



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【空手】 2、テコンドーミット

また練習の目的に合わせてテコンドーミットを使う場合もあります。

強く押し込むような蹴りには不向きですが、膝先で軽く素早く出す蹴りや、蹴り抜く感覚をつかませたり、フォーム作りのために行う方法もあります。

例えば蹴りのコントロールの練習で、目標を三回蹴る三本蹴り等にも使えます。

或いは少年部の子に使うにもいいでしょう。

思いっきり蹴る事によりいい音がして、蹴る快感を得られるようにすれば、やる気も出てきます。

図3 (4)



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【空手】 3、ガンダム

そして上級者はガンダムによるトレーニングを総仕上げのような感覚でするのもいいですね。

現在は様々なミットが開発されています。

大腿部を保護して下段蹴りを蹴らせるローキックミット等。

胴や腕にもプロテクター、ミットを装着して、正に人間がサンドバックになります。

この姿がアニメのガンダムに似ている事からガンダムと呼ばれるようになりました。

サンドバックとは違いますから、ガンダム側は試合を想定していろいろ動きます。

前進、後退、転回、時には攻撃して、受け返しの練習をさせます。

図5
図4 (1)
ミットの練習法はこれからもいろいろ研究されていくでしょう。

我々もいろいろ工夫してみましょう!

押忍!





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