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押忍!日本一を目指す、空手バカ30代の家康です!
空手はすでに世界的な武道と言えます。
が、類似の世界的な武道でテコンドーがあります。
日本での競技人口は少ないですが、オリンピック種目でもあり、
海外では多くの競技人口を誇ります。
中国ではほとんどテコンドーで、空手をやっていても
「テコンドーだ」と言われたりします。
今回はその空手とテコンドーの違いについてちょっと話します。
(一応、北朝鮮系のITFはではなく
オリンピックスタイルのWTFについて言います。)
1、間合い
先ず、テコンドーもフルコンタクト空手も手技の顔面攻撃無しで、
蹴り技が発達したという意味では共通点もありますが、
やはり最大の違いはポイント制かノックダウン制かの違いですね。
当たればポイントをもらえるか、ダウンをとらないとポイントに
ならないかで、蹴り方は大きく変わってきます。
伝統空手でもそうですが、ポイント制の競技は
間合いを遠く取ります。
これは当てられれば、ダメージと関係なく、
相手にポイントを取られてしまうからです。
そのために、たとえ効かない攻撃であっても当てられてはいけません。
そして攻撃するときは、瞬間的に跳び込み、
相手よりも早く当てればいいのです。
それに対して、ノックダウン制では、効かない攻撃は
体で受けても構いません。
当てるのではなく、相手に効かす事が重要なので、
間合いは近くなります。
先ずはこの間合いが蹴り方も大きく変えています。
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スピードか威力か?
そのような違いにより、要求される蹴り方も変わります。
つまり、ポイント制のテコンドーではパワーよりもスピードが大切で、
ノックダウン制のフルコンタクト空手では、パワー、威力の方が重要となります。
ポイント制では威力は関係ありませんから、
相手よりも早く当てる事がより大切になります。
技を当てれば、審判によって一度試合を止められ、
ポイントをコールされてから、また試合再開となりますので、
先に当てた後で反撃される事は考慮しなくてもいいのです。
対してノックダウン制では、いくら当てても、相手が倒れなければ
意味がありません。
相手に効かなければ、蹴った後でも蹴り返されます。
そのためより相手に効く、威力のある蹴りが必要となります。
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空手の蹴り方とテコンドーの蹴り方
以上のような違いから、蹴り方も自ずと違ってきます。
テコンドーでは、遠い間合いから、瞬間的に飛び込むバネ、
相手に当てるスピードが大切で、
リーチを活かすため、腰をよく入れ、体を伸ばし、
蹴り自体は足先のスナップで蹴ります。
フルコンタクト空手では、接近戦から強い蹴りを出します。
そのため、体幹を軸として、膝も外側から大きく回しこみ、
あまり腰を入れ過ぎず、しかし十分に体重を乗せるようにして
蹴り込みます。
以上、私見ではありますが、これが空手とテコンドーの回し蹴りの違いだと思います。
押忍!
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「空手の蹴り方とテコンドーの蹴り方」でのイラストの出典を教えて下さい!
月刊空手道で見たことがるような気がするのですが・・・