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良則良則

押忍!空手バカ30代の良則です!

38歳でまだ悪あがきをしている空手家です。

空手の形の覚え方。いろいろありますよね。また、教え方にも様々あります。

形の覚え方はいろいろありますが、大きくいって2つ。

1挙動ずつ覚えてつなげていく方法と、1つ1つはあとでつなげるとしてひとまず全体像をつかむために動きをなぞっていく方法です。

それぞれ、長所、短所がありますが、自分にあった方法を選択すると良いでしょう。

【空手と形】挙動ごとの立ち方、技をしっかり覚えていく

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流派にもよるのでしょうが、形には「挙動数」というのがあります。

松濤館では、この挙動数にこだわっています。

第1挙動では立ち方が○○で技は○○、第2挙動では○○の状態からすすんで○○立ちとなり○○を行うというように。

例えば、基本の形である、「平安初段」を例に取ると、第1挙動は正面にむかって左方に左足をすすめ、左前屈立ち下段払い、第2挙動は右前屈立ち追い突きで前進、というふうになります。

形は決められた技を組み合わせて完成します。

平安初段は21挙動ですから、21回この挙動を繰り返せば、しっかりと元の位置に戻ってくることになります。

戻ってこなければ、どこかで形を間違っているか、立ち方が正しくないかということになります。

しかし、2回同じような間違いを犯すと、いつの間にか元に戻っているという場合がありますので注意が必要です。



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【空手と形】形の流れをつかむ

もう一つの方法は、いわゆる「流れ」の中で覚えるという方法です。

一つ一つの技はともあれ、「左に行って回って右にすすんで、その後は正面側に3歩いって極め・気合い」という感じで、要所要所の決め技はしっかり覚えてつないでいくという方法です。



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【空手と形】挙動を自分の言葉に置き換える

私の覚え方のおすすめは、挙動毎の名称をしっかり言葉にして覚えることです。

それも、自分の言葉にして。

例えば、平安初段の場合、第1挙動「左に素早く下段払い、引き手を引いて腰を切る」、第2挙動「左下段払いの手を素早く引いて、その力を使って右追い突きをし、極めを取る」というように。

わからないところは、そのまま「右手でヨイショ」というような言葉をおいておきます。



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【空手と形】力を入れず何度も何度も繰り返す

図1 (20)

道場等で演武線を十分に取れる場合は、最初から最後まで通して何度も繰り返します。

余裕があれば、歩幅を広くし、腰を落として行います。

力は入れません。

力を入れずに行いますので、何回も立て続けに行っても息は上がりません。

その代わり、自分の言葉を声に出したり、また出さずとも口の中で繰り返し行います。

運動強度としては、話しができ汗が滲んでくる程度です。

繰り返し行なっていくと、なにかしっくりくる瞬間に出会います。

そういうところに形のコツが隠れているものです。

【空手と形】様々なシーンで練習を

練習条件によって方法も検討するとようでしょう。

道場で複数で行う時と、自宅に帰って一人で復習する場合とでは、おのずとやり方は違ってくるはずです。

道場で指導者について習う時は、指導者の指示にしたがって行うのが良いでしょう。

指導者につかないで覚えるのは至難の業ですが、指導者になかなか指導を受けられない場合は、指導書や動画などを使って覚える方法もあります。

この方法は、すでに有段者となって、それなりに空手技術のある場合は良いのですが、初心者にはお勧めできません。

例えば、第○挙動○○立ちからすすんで△△立ちとなり□□突きを行うとなっていても、そもそもその技が十分できないのにその格好をまねても仕方ありません。

また、動画を見ていてその技が何を意味しているかがわからず、まだ誤解して受けとってしまうと、覚えたことが無駄になるばかりが、変なクセとして残ってしまうと、後々大変苦労することになってしまいます。

よくありがちなことに、ちゃんとできているのか心配で、自分の足元を見たり、手元をみたりすることです。

確かに、一人で練習する場合は確認が必要だと思いますが、指導者について行う場合は、目線をしっかりと目標に据えて、技に集中していけば、演武線が狂うことも余りありません。

【空手と形】問題ある、お父さんお母さんコーチ(?)

最近、気になることは、空手を子供に習わせている親御さんが熱心に動画を見てそれを、子供に「指導」するケースがあります。

空手をしていない人が空手の指導をする・・・そんなのおかしいですよね。

また、指導者が指導している風景を隠し撮りして、それを自宅に持ち帰り、子供に練習をさせる。

道場でも「そこで回って。右右、違うって。次は左そして下がる。一歩下がるの!、わかんないかなぁ」「この前、先生はそこが違うと言ったでしょ」「○○しなさいと言われたでしょ」「何回言われたらわかるの」と我が子を怒鳴りつけている親もいます。

そうなると、習っている子は、目の前の先生の指導を受けたら良いのか、後ろから飛んでくる親の視線や場合によっては声に応えたら良いのか混乱してしまいますよね。

私はいつもそんな親には「あんたがやってみなさい」と思っています。

みなさんもご承知のように、空手は、特に形は口で言うようにはできないものです。

頭でわかってても身体が動かないということもあるでしょ。

かわいい子供の成長はじっと待つことも必要ではないでしょうか?

押忍



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