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押忍!日本一を目指す、空手バカ30代の家康です!
空手は様々な流派があり、一般的にはよく知られていないがオリジナリティ溢れる流派もあります。
無門会等はその一つですが、皆さんはご存知でしょうか?
今回は無門会についてお話をしたいと思います。
【空手】「格闘技通信」で登場
私が子供のころ創刊された当初の雑誌「格闘技通信」をよく読んでいました。
創刊当初は未知の様々な格闘技を紹介する内容で、ワクワクして読んでいました。
時にはいろいろな常人離れした強さを持つ武術家の話もあり、夢中になって読んだものです。
年をとっても衰えず、若い大男でもぶっとばせる武術家の話です。
そういうのは特に合気道や中国武術に多かったですね。
(まあ当時の私はそういう情報に対する免疫がなかったので…^^;)
無門会はそういう一つの夢を与えてくれた空手でした。
創始者は富樫宜資。
極真の第5回全日本選手権で、他流で初の5位入賞した事で、劇画「空手バカ一代」にも登場します。
「格闘技通信」が富樫宜資を取材した時は、富樫宜資が無門会という流派を作っており、空手の解答を見つけたと豪語し、それから無門会の理論の連載が始まったのです。
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【空手】極々受即攻
富樫宜資の言う空手の答えは・・・最終的な極限の技が極々受即攻という物でした。
第5回全日本大会決勝での半後屈立ちの名手・山崎照朝と後屈立ちの名手・蘆山初雄の分析から始まり、富樫宜資が技を研究して技を発見していく課程が連載されました。
当初、読み始めた私は半信半疑で読んでいましたが、その理論がしっかりしているように感じ、だんだん夢中になっていきました。
そしてこれは本物の、最強の空手ではないかと思うようになりました。
格闘技通信誌上でも話題になり、無門会の教則ビデオセットの広告まで出るようになりました。
非常に高額だったのですが、私もこのビデオを買おうかと迷ったりしました。
あるいは実際に東京の八王子に行って入門しようかととも迷った事があります。
しかし格闘技通信ではいろいろな記事が出てきて、やがて当時、常勝軍団と言われた正道会館の記事が増えていきました。
佐竹雅昭がドン・ナカヤ・ニールセンに勝利した事に始まり、実際に世界の強豪と闘う正道会館の選手の記事が増えて目立つ事になり、ただ毎回、技術理論だけを発表する無門会の話題はなくなり、やがて消えていきました。
(その後は「フルコンタクトKARATE」等の他誌に登場したりしましたが)
佐竹雅昭VSドン・ナカヤ・ニールセンの動画を発見!
[youtube id=”p4Q6xwXxjAU”]
正道会館もその後、「格闘技通信」で「常勝軍団の企業秘密を公開!」という形で技術の連載をするようになり、それはその後「勝つ!ための空手」のという本になり、評判を呼びました。
やはり実際の試合で結果を出す空手は注目される物で、みんなもその試合に勝てる秘密について知りたがる物なんだなと思いました。
そのような実際の試合での証明無しで、理論だけ立派に聞こえる事を説いても、一時的な関心は集めても、相手にされなくなるものだと、その時に本当に悟りました。
無門会も身内での非公開の試合は行っていますが、それではやはり理論の実証にはなりません。
ある人は「”その理論の当否は他と交流する試合の結果により判定される”というのは厳然たる鉄則である」と言っていましたが、まさにそうだと思ってしまいました。
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【空手】「CHAOS MADMAX」
その大分、後に「CHAOS MADMAX」という大会が開かれ、無門会の選手が出場しました。
無門会の選手が出た事は、その大会の呼び物の一つとなり、注目されたそうです。
極真の松井館長も「無門会がこの大会に出てくる勇気に敬服します。理論は実証してこそ、初めて万人が認める理論となる」と言っていたのです。
その選手はいきなりダウンを奪われたものの、その後、ワンツーで逆転KO勝ちをしました。
大会関係者も無門会が出場し続けてくれるように、批判的な内容にならないように、気をつかったコメントをしていたと思います。
その次の大会では2人出場しましたが、一人が引き分け、一人が判定負けだったと思います。
その後の消息は聞いていません。
カオスに無門会の選手が出場した動画
[youtube id=”xbM_t4wtq48″]
年をとっても衰えない強さがあるのなら、富樫宜資本人が試合に出てくればいいのに、とも思いましたが、やはりそれもありませんでした。
武道の情報は玉石混合です。
現在はインターネットによる情報化社会のため偽者は出現しにくくなっていますが、私はその判断を無門会と正道会館の対照的な方法により学んだと思います。
押忍。
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【特集記事】突撃!空手教室訪問

管理人さん、
記事の中に事実誤認があります。
「ある選手」と匿名にしていますが、CHAOS MAD MAXの
江口選手vs高橋選手の最初のもみ合いにより生じたのは、
江口選手のダウンでなくスリップです。
江口選手が馳選手をボコボコにしながらもノックダウン出来なかったのは、
馳選手がパンチを使って勝負する気が全く無かった為です。
また、長年、無門会が他流派との交流が出来なかったから
うんぬんと言うのはピントがずれていると思います。
そもそも、無門会の入門者の多くは、
武道雑誌の記事や富樫氏の著書を見た他流派空手や
他の武道の経験者です。
無門会の自由組手は、顔面金的有りの非常に制約の少ない
ものですので、他流派出身の腕自慢は、他流派の技を使って、
道場や大会で技ありや一本をとれるはずですが、実際は取れません。
「異種格闘技戦」は既に無門会の道場や大会で日常茶飯事で
起こっています。
(武道空手としての一撃必殺を追及する性質上、
組技や関節技はポイントになりませんが)
CHAOS以前で、他流派の大会に参加しなかったのは、
「ほぼ素手で顔面金的有り」というルールの大会がなかったからでしょう。
ほぼルールが同じの「正道会館と他のフルコン空手との交流」と
「無門会の対外交流」を比較するのは筋違いでしょう。
又、殺傷を超えた武道の追及と、スポーツ化された格闘技を
いかに広めたり興業出来るかという違う要素の事を比較しても
意味が無いと思います。
社会人を何年か経験すると分かると思いますが、
何の芸事や専門職でもそうですが、その本人は優れた技術を持っていても、
それを広めるのが苦手というリーダーは結構いますよ。
富樫さんもそういうタイプなのかもしれません。
少し辛口コメントになりましたが、ブログ更新頑張って下さい。
空手最強ですよね。