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押忍!日本一を目指す、空手バカ30代の家康です!
日本を代表する徒手武道としては空手の他に柔道や合気道があります。

いずれも世界中に多くの愛好者がいますが、今回はその違いについて話してみます。

1、すべては本来は総合武術

「日本武術 江戸」の検索結果 Yahoo 検索(画像)

江戸時代以前の日本の武術は主に剣術と柔術でした。

剣術は文字通り、剣道の元となった剣を主にした武術です。

柔術は徒手武術を主にした物でそれぞれ無数の流派がありました。

しかし剣術にも徒手での技術も含まれていたり、柔術も武器術を含んでいました。

その時代ではスポーツという物はなく、実戦を想定していたので、流派毎にあらゆる実戦を想定した無限定の内容だったのです。

「柔道 嘉納治五郎」の検索結果 Yahoo 検索(画像)

近代になって嘉納治五郎が柔術を元に乱取りによる競技を主にした講道館柔道を創ります。

先ずは初心者用でも出来るように投げ技と固め技を主にした現在の柔道の原点を創りました。

本来は当身技(打撃技)も取り入れる予定だったのですが、当時としては安全に当身技を乱取りに入れる事が困難で、この時代の柔道の乱取りが現在の柔道になっていきました。

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合気道も同じく日本の古流柔術が基礎となっています。

大東流合気柔術を原点としていますが、その師である武田惣角は、まるで柔道に対抗するように、講道館柔道にない技術(関節技、投げ技)を主体にして独自の技術体系を整理しました。

そして武田惣角の高弟である植芝盛平がアレンジして皇武館という道場を創り、合気武道と名乗り、それが後に合気道になって広まりました。

「唐手」の検索結果 Yahoo 検索(画像)

そして沖縄の唐手が空手道として普及しました。

空手は突き・蹴りを主体として投げ・関節技も含めた総合武術でしたが、柔道との差別化のため、次第に突き・蹴りに限定した武道となっていきました。
本来は全て実戦を想定した物なので、技を限定する事はなかったのですが、近代になってスポーツ化する過程で独自の限定した技の武道となっていきました。



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2、流派が作れる空手と合気道

「講道館」の検索結果 Yahoo 検索(画像)
その中でもしっかりした組織作りを行ったのは講道館柔道です。

黎明期には武徳会柔道、高専柔道等、他流の柔術、柔道との対立もありましたが、戦後それらの組織は解体され、講道館が唯一の柔道として法的整備もし、地位を築き上げていきます。

皆さんもご存知の通り、オリンピックの種目に入るまでになりました。
それに対して空手、合気道はすでに多数の流派が生まれ、一つの流派がその名を独占する事は出来なくなりました。

なので現在に至るまで無数の流派が生まれ続ける事となります。

そのため柔道について論じるのは比較的簡単ですが、空手と合気道は流派毎に違う主張をするため、ちょっと難しくなります。
先ずは空手はご存知の通り、全空連の寸止めルール競技が主体ですが、フルコンタクトの極真空手はマスコミでの影響力もあり、一般的にはむしろ極真が知られていたりします。

その他の競技ルール、或いは試合を行わず独自の理念を説く空手も多くあります。

「植芝盛平」の検索結果 Yahoo 検索(画像)
合気道は植芝家の世襲による合気会が最大組織です。

他に植芝盛平の高弟が独立して作った流派がいろいろありますし、植芝盛平とは別系統で合気道を名乗る流派もあります。

その多くが試合を行わず、合気道は勝ち負けを争わない平和の武道だという主張をしており、そのような理念が好きな人が集まりやすい世界とも言えます。

しかし一部の流派は独自のルールによる試合も行っています。

昭道館合気道(富木流)、武田流中村派、合気道SA、覇天会等です。
なので合気道は試合を行わないとよく言われますが、一部では試合をする合気道もあるのです。

ただその理念の違いにより、試合ルールはバラバラです。



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3、それぞれの流派

簡単に技術的な説明をすれば、空手は突き・蹴り、柔道は投げ技と固め技、合気道は関節技と投げ技を主体とした武道と言えます。

そして空手と柔道は競技スポーツとして普及しており、合気道は競技を行わない団体が主流になっています。

そして空手と合気道については流派が多く存在し、様々なスタイルがある事を理解しなければなりません。
空手については今までもいろいろ述べているので、今回は合気道についても簡単に説明してみます。

「塩田剛三」の検索結果 Yahoo 検索(画像)
合気会は最大流派ですが、実は中にはいろいろ派閥があり、技術は統一されていません。

しかしみな試合は行わず、形稽古と理念を説く事は共通です。

他に塩田剛三の養神館、藤平光一の心身統一合気道会等が有名です。
それに対して試合を行う合気道では先ず昭道館があります。

古流柔術では徒手対徒手の技術と、徒手対武器の技術がありましたが、講道館は徒手対徒手に限定した内容になってしまったため、昭道館は逆に徒手対武器の技術を競技化しました。

攻撃側は短刀を持ち、徒手側が合気道技でその攻撃に対抗する内容です。

ですので試合は野球のように表裏があります。
合気道SAと覇天会は徒手対徒手の乱取りで、合気道の関節技、投げ技を主体に制限付きの打撃技も入れています。

武田流中村派は複数のルールを行っているようです。

以上、簡単ではありますが、空手と柔道、合気道の違いについて述べさせて頂きました。

押忍!





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