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押忍!日本一を目指す、空手バカ30代の家康です!

現在の空手は伝統派(ノンコンタクト)とフルコンタクトが主流ですが、空手最初の競技は防具付きのルールで行われました。

現在も小規模ながら多くの団体によって、いろんな大会が開かれています。

今回はその防具空手についてお話してみたいと思います。

【防具空手】1、最初の空手競技

船越義珍
最初に空手を日本本土に伝えたのは船越義珍でした。

船越先生は形のみの指導で東京大学の師範も務めていましたが、組手はしませんでした。

それで生徒である東大生が剣道を参考に、防具を着用した組手稽古を始めたのです。

船越先生はそれに激怒し、東大師範を辞任したといいますが…、今考えると船越先生は保守的な人だったとも思います。

戦後になって錬武館等によって本格的に競技化されたわけですが、その当時は防具に欠陥も多く、安全性に欠けるため、寸止めルールが主流になりました。

ですが、寸止めでは有効打突の判定も難しく、打ち抜くフォロースルーの動作も出来ないため、どうしても実戦性や公平な判定から遠ざかると思います。

私はポイントルールにもそれなりの意味があるとは思いますが、やはり寸止めよりは防具付きルールの方がいいと思っているので、全空連が防具付きルールであれば…、と思ってしまう事があります。

寸止めルールの利点を言えば、上級者はメンホー無しで試合が出来るので、選手の顔が見えるという所ではありますが。



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【防具空手】2、分裂する防具空手

空手 スーパーセーフ
その後、スーパーセーフという新防具を開発した硬式空手が現れました。

しかも硬式空手のルールでは、たとえ先に有効打を決めても、直後に打ち返されたら、相手にもポイントが入るというルールです。

私自身はこのルールはいいと思っています。

打った後でも打ち返されてはいけないのです。

スポーツチャンバラにも共通する要素ですね。

スポーツチャンバラであれば、相打ちで双方負けという判定にもなります。

先に技を当てても、即ダウンが取れなければ、すぐに反撃されてしまいます。

世の中には殴られてもすぐには倒れないという頑丈な人も結構います。

もし実戦であれば、先にパンチを当てても、その後何倍返しにもされるのが怖い、と思っている人だっているはずです。

打った後でも、打たれてはいけないというのは実戦、護身術を考えた場合は大切だと思います。

現在は分裂した多くの団体が防具空手の競技を行っており、ルールも統一されていませんが、団体によりKO勝ちを認める所、強打は反則にする所があるようです。

もちろんKO勝ちを認めるルールの方がいいですね。

初心者や少年は別にしてもいいかもしれませんが…。



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【防具空手】3、防具空手の利点

防具空手

 

防具空手も剣道や寸止めルールと同じくポイントルールなので、技術的には全空連とさほど変わらないと思います。

ポイントルールでは、フットワークを使い遠い間合いから一気に飛び込んで技を決めるバネや瞬発力が発達しました。

ただWKF,全空連は競技人口が多い事で、そのレベルは高いです。

この点ではボクシングを越えるものがあるのではないかとも思っています。

ただポイントを取れても実際にはダウンを取れるとは限らないので、その意味ではノックダウン制のフルコンタクト空手の方がいいようにも思えます。

ですが、ずっと殴り合いが続くというのはクリンチ、組み合いを禁じたルールだからです。

総合格闘技を見ても、打撃の攻防が長く続く事はなく、接近したら組み技の勝負になりますので、そこからは柔道、柔術の分野ともいえます。

本当の闘いを考えた場合、離れた間合いから伝統派の飛び込む打撃を決め(運が良い時はそこでダウンが取れる)、接近してからは柔道、柔術の技で攻めるという方法が実戦的なのでは、とすら思えてしまいます。

押忍!





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