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押忍！日本一を目指す、空手バカ３０代の家康です！
今回は後ろ回し蹴りの威力についてお話したいと思います。
後ろ回し蹴りは見た目には華麗ですが、威力と言う意味ではどれだけの物があるのでしょうか？
１、上段攻撃による効果
以前の「上段回し蹴りの威力」の時でもお話しましたが、蹴り技は手の3倍の力があると言われても、体重が乗せにくい上段蹴りについては、それほど大きな威力があるわけではありません。
ただ、人間の急所である顔面、頭部にヒットさせるという事で、大きな効果を上げる事が出来ます。
中段への後ろ回し蹴り、と言う人もいますが、それはなかなか難しいのでは？という人もいます。
腹という面を蹴るためには直線的な蹴りでないと上手く当たらないので、実際は後ろ蹴りだという事です。
確かに中段に後ろ回し蹴りをすると、自分の膝関節が逆にショックを受けるような形になるので、実際には思い切り蹴れないと思います。
まあこれは人によって解釈が分かれる所もあります。
蹴っている本人も後ろ蹴りか後ろ回し蹴りか区別がついていない場合もありますから。
他人から見ると後ろ蹴りなのに、本人は「後ろ回し蹴りを蹴った」等と言っている場合もありました（^^;）
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２、踵で蹴る後ろ回し蹴り
また上段回し蹴りと違う効果で言えば、回し蹴りは背足（足の甲）を使って蹴るのに対し、後ろ回し蹴りは踵の硬い部分で蹴るので、更に”痛い”蹴りとなりうる点です。
私自身も後ろ回し蹴りをもらった時は、回し蹴りよりも”痛い”という感じがありました。
また回し蹴りよりも大きなモーションで蹴るため、より加速がついているでしょう。
そのような意味で後ろ回し蹴りは上手くヒットすれば通常の回し蹴り以上の威力があると思います。
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３、精神的なダメージ
そして普通、後ろ回し蹴りはなかなか決まらないものですが、もしそれが決まった場合、特に回りに観客やギャラリーがいた場合、みんな驚き、或いは喜び、時には歓声が起こります。
そうなると蹴られた側は、肉体的なダメージ以上に、精神的なダメージを受けたりもします。
なにしろ自分が蹴られて注目を浴びているのですから（^^;）
こういう場面が、後々、ビデオやテレビ等で繰り返し流される場合もあります。
蹴った方はヒーロー、蹴られた方はかませ犬のような役柄なので、当然、蹴られた側は面白くないですね。
そういう意味でも、出来ればもらいたくない技でもあります。
まあ、成功させる難度の高さから、なかなか後ろ回し蹴りを使う人は多くないですが、このような威力を考慮して、是非、もっと試合で後ろ回し蹴りが見たい物です。
押忍！
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