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押忍!日本一を目指す、空手バカ30代の家康です!

後ろ回し蹴りは華麗ではありますが、素人にはちょっと難しい技でもあります。

急いで完成形を目指して、やみくもに練習しても、フォームが崩れた悪い癖がつく事もあります。

正しい蹴り方を身につけるためにも、あせらず段階をおった練習したほうが効果的だと思います。

今回はそのための練習方法についてお話したいと思います。

1、【後ろ回し蹴りの練習方法】先ずは裏回し蹴り

先ずはその場での裏回し蹴りを練習します。

回し蹴りとは逆の軌道で、内側から外側に回します。

カケ蹴りと呼ばれる事もあります。

図1 (6)
ただ内回し蹴りにならないように、体は横向きにして腰を入れ、踵から大きく横向きの弧を描くように蹴ります。

もしパートナーが入れば、パンチングミットを両手で肩幅よりやや広いくらいに持ってもらい、二つのミットを蹴るように大きく回します。

図2 (6)
最初、バランスがとりにくい段階では、壁や手すり等につかまって蹴りの練習をします。

なるべく股関節を大きく回し、大きな弧を描くようにします。

それが出来るようになったら、今度は芦原会館西山道場での練習方法を参考にします。

パートナーに後ろに立ってミットを構えてもらい、文字通り後ろの相手へ回し蹴りを行います。

先ずは体の回転を使わず、大きな弧を描くように蹴れるように練習します。

軸足は動かさないようにして、足を大きく振る事を心がけて下さい。

図3 (6)

図4 (5)



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2、【後ろ回し蹴りの練習方法】半騎馬立ちから90度回転を加える

上記の練習でバランスを崩さずに蹴れるようになったら、第2段階に入ります。

半騎馬立ちで、横向きに立って構えます。

真後ろを向いた状態よりも90度開いた所から始めます。

半騎馬立ちから90度後ろ向きに回転して、裏回し蹴りを行いましょう。

体の回転は90度以上大きくならないようにコントロールして蹴ります。

回転しすぎて体が相手に正面を向いてしまうと内回し蹴りになりやすいので注意してください。

図5 (5)

図6 (5)



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3、【後ろ回し蹴りの練習方法】正対から180度回転を加える

2の段階でもバランスやフォームが崩れず蹴れるようになったら第3段階に入ります。

今度は組み手の時と同じく、向かい合った相手、目標に対して蹴ります。

目標と向き合った状態から、180度回転し、相手に背を向けた状態から、大きな弧を描き蹴ります。
同じく回転が大きくなり過ぎないよう、180度を超えないようにして脚を大きく振って蹴ります。

上体を倒し、腰を十分に入れ、上体と脚でY字バランスを取るくらいの感覚です。

図7 (4)

図8 (4)

以上、このように段階をおって、フォームが崩れないように蹴る事が出来ればもう大丈夫です。

回し蹴りと同様に、上半身の回転から下半身の回転につなぐ感覚がつかめれば、スムーズに力強い蹴りが出来るようになるでしょう。

後ろ回し蹴りが苦手だと思っている人でも、このような練習でチャレンジしてみて下さい!

押忍!





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