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押忍!日本一を目指す、空手バカ30代の家康です!

オリンピック入りが期待される空手ですが、オリンピックの種目となるにしても、それにより空手競技が変わる可能性がありますね。

今回はそれについて考えてみたいと思います。

【空手とオリンピック】形競技について

空手のオリンピック入りについては、以前から論じられていましたが、空手がオリンピックの種目になるとしても、形競技は外されるのではという懸念がありました。

というのも形競技の勝敗は審判の主観で決められるもので、公平客観性に欠き、審判の買収等による不正行為が行われやすくなるためです。

空手の形競技を見た事がある人なら分かると思いますが、正直な気持ちを言えば、なぜあの選手が勝ちで、なぜあの選手が負けなのか分からないという事があると思います。

語弊がありますが、空手の形競技は絵画のコンクール、コンテストのような物で、絶対的な審査基準がなく、ただ審査員に気に入られるか、気に入られないか、という感じがします。

(フルコン実践者から見た意見なので、あまり深くつっこまないでくださいね(笑))

オリンピックも回を重ねる毎に様々な不正問題も増えていますので、何とかそれは解決しなければなりません。

形競技が今のままのルールでオリンピック種目入り出来るのかどうかというと、ちょっと考えにくい問題だと思えます。

図1 (20)



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【空手とオリンピック】武術(ウーシュー)の場合

例えば、中国がオリンピックのために推し進めていた武術(ウーシュー)という競技の場合です。

中国武術も形と組手の2部門があります。

形は套路、組手は散打と呼びます。

中国武術はもともと套路競技がメインで、後に散打競技が付け加えられました。

(ちなみに套路は長拳、南拳、太極拳の3種目があります。)

1990年の北京アジア大会から、套路競技はずっと種目として採用されていましたが、2008年のオリンピックが決まり、套路のルールもたしか2005年頃から大きく変質しました。

どうやら新体操の採点基準を参考にしたようで、難度の高い指定動作に何点をあたえるとか、そのような比較的採点基準を客観的にした物になりました。

しかも音楽に合わせて演技をする内容になり、当時の関係者も大きくとまどったと思います。

日本の関係者(武術太極拳連盟と呼ばれる)は特に太極拳贔屓だったのですが、太極拳も跳びはねるような演技の競技に変わり、愕然としたそうです。

しかしこれも中国武術協会が何とかオリンピック種目入りを実現するために決めたルール変更です。

それまでのルールでは、空手の形競技ほどではないですが、選手の勝敗が客観的に判定しにくく、公平性が認められないため、採用されない可能性が高いと思ったからでしょう。

それでもこの付け焼刃の対処も効果は及ばず、結局はオリンピック種目に落選してしまいました。

しかし、このことからも、オリンピック種目入りに関しては、ルール、ジャッジ問題も厳正に審査される事が分かると思います。

こちらが中国武術の套路です。

[youtube id=”SdqoVEATIYQ”]



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【空手とオリンピック】組手競技について

図3 (15)
組手競技では、とりあえず形競技のような心配はありません。

観客もその試合を見てジャッジ出来ます。

ですが、セミコンタクトのポイント制は審判の目で判断されるため、遠目では分かりにくく、誤審がおこりにくいとは言えません。

このルールではジャッジが難しく、大会によっては「審判どこ見てんだよーー!」というような罵声が聞こえてくるとも言います。

フェンシングのような電気審判機が使えるのなら、もっと的確なジャッジが可能になるかもしれませんが、空手ではやはり無理でしょうね。

ですがテコンドーの組手競技も行われているので、空手の組手競技も大丈夫だと思いますね。

とにかく空手のオリンピック入りを願うばかりです。

押忍!





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