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良則良則

押忍、良則です。今回はオリンピックに正式に採用された、空手のルールについて解説していきたいと思います。

【空手とオリンピック】長年の夢かなって空手がオリンピックに

2020年に東京で行われる第32回夏季オリンピック、この正式種目に開催国日本国発祥の武道・スポーツの空手道が採用されることになりました。

これは、1985年から世界空手道連盟(WKF)の前身である世界空手道連合(WUKO)が求めていたものです。



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【空手とオリンピック】オリンピック実施の格闘技は

現在、格闘技でオリンピック種目なっているものでは、レスリング、ボクシング、柔道、テコンドーがあります。

「レスリング」
武器を使用する格闘技としては、フェシングもありますね。

格闘技は相手を打ち倒す、制圧することで成り立つ競技ですが、ルールで大きくその様相が変わってきます。



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【空手とオリンピック】勝つためにルールの隙を・・・

一時期、柔道で「朽木倒し」という技が流行った(?)ことがありました。

「朽木倒し

ロシアや東欧の選手が多用したように思いますが、相手の柔道着を持って組み合わずに、手でいきなり足やズボンを取って相手を引き倒すという技でした。

これがうまく決まれば、いきなり相手は背中からマットに倒れ込むことになり「1本」となってしまうのです。

そうなれば、レスリングのタックルとどう違うのか? ただ、柔道着を着たレスリングにすぎないのでは、という声が聞かれるようになりました。

相手の両肩をマットにつければ勝ちというだけの、レスリングのルールであれば、ボクシングのように組み合わずに、開始とともにパンチを食わせ、ひるんだ隙にマットに両肩をつけてホール勝ちということもなり立つことになります。



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【空手とオリンピック】競技を規定するルール

ルールで競技性を縛らないと、競技そのものが持っていた特徴のなりもなくなってしまいます。

空手とよく似た競技である、テコンドーはダイナミックな跳びや回転が加わった蹴りが特徴です。
これは、蹴りによるポイントが高くなるからです。

「テコンドー」

それに回転が加わると加点される仕組みとなっています。
突きによるポイントは低く、上段(顔、頭部)への攻撃が禁止されています。

こうなれば、蹴りの間合いから大きく飛び込み、回し蹴りや裏回し蹴り等が多くなります。

【空手とオリンピック】当てない技の持つ意味

これに対して空手は当てずに1つの技が持つ「価値」(?)を競い合いますので、攻防のあった技がどうであったかが勝敗の基準となります。

現在のルールは上段の蹴り技は3ポイント(1本)、中段の蹴り技2ポイント(技あり)、突き技はどこでも1ポイント(有効)となっていますので、空手もテコンドーのような蹴り技が多くなってきています。

古くから空手をやっている人の中には、突きであっても、出合い頭を取ったものや、まったく防御を取れなかったものなどは1本に値するものもあると言っています。

このままだと、WKFが行っているルールで東京オリンピックも行われるものと思われます。
いずれにしても、日本発祥の武道から出たスポーツとして執り行われるのを期待します。



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