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良則良則

押忍!空手バカ30代の良則です!

38歳でまだ悪あがきをしている空手家です。

【空手と間合い】フルコン、ノンコンタクトの間合い

一般的に伝統派の空手は間合いが遠く、フルコン系は近いと言われています。

フルコンの場合は直接打撃ですから、お互いに手の届く範囲でぶつかり合う距離、それが間合いとなりますね。

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伝統派はノンコンタクトでポイントを競い合うことになりますので、間合いを詰め攻撃にいったはいいが、外れ(抜け)てそこで逆に相手の攻撃を受けてポイントを取られてしまってはもったいないので、突き蹴りの届かない距離に間合いを取り、相手の動きの読み合いを展開することになります。



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【空手と間合い】さらに違う間合いの伝統派空手

さて、伝統派といわれるところの組手試合形式は大きく言って2つあります。

それは、全空連そしてWKFがすすめるスポーツ空手と日本空手協会等が行っている武道空手の一本勝負です。

全空連のスポーツ空手は体重別のポイント制であるの対して、一本勝負は、その名の通り体重無差別で「一本」を取り合う試合となります。

全空連のスポーツ空手のルールは、技に対し得点を決めそれが、いくつ入ったかによって勝敗を決します。

図3 (15)
突きはどんな突きでも1ポイント(有効)、中段の蹴りは2ポイント(技あり)、上段の蹴りは3ポイント(1本)、足払いや投げで倒れた相手に対する有効な技も3ポイントとなります。

勝敗は8ポイント差がついた時点で決するか、試合時間が終了した時点でポイント数が多いものが勝ちとなります。

ですから、試合時間内たくさんのポイントを取るために、動きも多くなります。

突きでポイントを取られても、上段の蹴りが1つ入れば、逆転できますから、一気に間合いを詰めて蹴りをねらっていくということも生まれます。

それに対して、一本勝負は一本を取られた時点で負けてしまうので、おいそれとは近づけない遠い間合いとなります。

一撃必殺を空手の本質とするならば、より本質を表現する試合形式と言えるかと思います。

「日本空手協会 組手



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【空手と間合い】間合いを「楽しむ」空手

日本空手協会の全国大会で上位になり、力が拮抗してくると、わずかなスキが勝敗を決するため、両者がコート上で向き合ったまま、本戦3分、再試合3分わずかな動きしか見せないというケースも少なくありません。

しかし、それでも両者ともに汗びっしり。

見つめる観客も息を凝らして、両者の行方を見つめるという状態になります。

スポーツ空手のような、ポイントを取った取られたで、歓声が上がる会場とは一種違った空間が広がります。

そして、勝負が決まった瞬間、息をのんで見つめていた観客の、一瞬凍り付いた「間」ののちの大歓声は、空手の勝負を決したものを称えるものとして会場内に響き渡ります。

やはり、空手は「間合い」の勝負と言えます。

押忍





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