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押忍、良則です。
2020年の東京オリンピックに採用されることになった新種目、空手に注目。
すでにみなさんご承知のように、採用されるルールは「伝統派」といわれる、ノンコンタクトの当てない空手。
これまで、フルコンタクト空手を提唱してこれまで活躍してきた「極真空手」はどうなるのか?
そこを考えてみました
【空手とオリンピック】オリンピックルールはノンコンタクト
伝統派空手、それに対抗するもう一つの空手といえば、直接打撃を可とするフルコンタクト空手があります。
当てる、コンタクトする空手といえば、なんと言っても耳にするのは「極真空手」ではないでしょうか?
伝統空手を長くやっている私ですが、人に趣味や特技を聞かれ「空手です」と言うと、たいがい「極真ですか?」と問い返されます。
統計は取っていませんが、7、8割の確率ですね。
それだけ、空手=極真というイメージが国民の中に浸透しているように思います。
CSテレビなどでは「新極真魂」といった番組も定期放映されています。(JSPORTS3)
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【空手とオリンピック】大山倍達はオリンピックに参加を模索していた
大山倍達が極真会館を設立して、はじまった直接打撃制のフルコンタクト空手。
大山倍達は空手のオリンピックへの参加については、とても積極的で、1964年に行われた東京オリンピックでは、他の競技を精力的に視察し、その後も各関係者に働きかけをしていたようです。
しかし、当時の空手界は世界的にまとまることがなかったことや、競技としての安全性(特に直接打撃のフルコンタクト空手は危険視された)や当時のオリンピックにおけるアマチュア規程等に引っかかり実現されてきませんでした。
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【空手とオリンピック】その後の空手の発展
こんどの東京オリンピックで実施されるのは、残念ながら大山倍達の提唱した直接打撃のフルコンタクト空手ではなく、当てないノンコンタクトの伝統派となりました。
大山倍達の作り上げた極真空手(世界123カ国に1200万人といわれた)も大きく発展しましたが、その影で、組織の分裂や新たな直接打撃制をとる空手が登場するなどして、多くのフルコンタクト空手団体が生まれました。
1994年、大山倍達の死後はいっそう分裂が激しくなり、本体の極真会館が分裂してしまいました。
現在は極真と名乗る団体は、大きいもので18団体もあるといわれています。
ちなみに、今キックボクシング会の神童と呼ばれている那須川天心も極真空手をやっていたそうです。
キックボクシングの選手は、武尊選手も空手出身だし、まず子供のころに空手を始めて、その後キックボクシングに転向するケースが結構多いように見受けられます。
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【空手とオリンピック】「極真会館」は東京オリンピックに参加
空手が正式種目として東京オリンピックで行われにあたって、フルコンタクト空手界として「ルールは2つ」を合い言葉に、フルコンタクトルールによる空手競技の実施を働きかけてきました。
レスリングにフリーとグレコローマンスタイルがあるようにできないかと。
しかし、残念ながら、それは実現されませんでした。
その中で最大の「極真会館」(松井章圭館長)は、全日本空手道連盟(JKF)との連携を強め、2020年に行われる東京オリンピックには、自分たちもそのルールでの出場を検討しています。
「極真会館」の中にノンコンタクト部門をつくり、ルールに対応する空手を研究・検討を開始しています。
大いに期待したいところです。
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