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押忍!良則です。今回は正式にオリンピック種目になった空手の型について書いていきたいと思います。
【空手とオリンピック】東京オリンピックの追加種目は5つ
2020年に東京で行われるオリンピックに空手が正式種目として入りました。
一緒に正式種目になったものは、○野球・ソフトボール、○スケートボード、○スポーツクライミング、○サーフィンの5種目となっています。
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【空手とオリンピック】空手競技には「組手」と「型」があります
組手は2人の選手がコート内で、相手に向け、突きや蹴りといった空手の技を繰り出し、有効ポイント数で勝敗を決めるというもの。
型競技は、1人の選手がコート内で想定された複数の相手に攻防を行うと言うものです。
空手をまったく知らない人にしてみれば、1人でコート中に入ってなにやらやりだし、審判が青や赤の旗を揚げるだけで、なにをやっているんだかさっぱりわからないということになりかねません。
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【空手とオリンピック】型は空手の根幹をなすものです
そこで空手のことを少し理解して、こんどオリンピックに入ることになった、空手について説明してみたいと思います。
空手は、中国拳法を源流として沖縄で生まれ、日本育ちの武道であることを理解しましょう。
空手が生まれた沖縄は明治期に日本の属する前は、琉球王国として独立した国でした。
しかし、日本と中国の中間にあるという地理関係で、中国には冊封使(中国王朝の皇帝が付庸国の国王に爵号を授けるために派遣する使節)を受け入れ、日本の薩摩藩には年貢を納めるなどして、日本と中国の属国のような形をとっていました。
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【空手とオリンピック】型は平和外交のたまもの
琉球王国は日本、中国本土、台湾そして東南アジア諸国への交通の要所として広く公益を通じて富を得ていました。
その背景には、武力に寄らない「平和外交」ありました。
アメリカから黒船で日本の開港を迫った、米艦隊は日本本土の浦賀港に姿を見せる前に沖縄に寄港し武器を持たない小国の平和主義について、提督のペリーが驚きを持って語ったという話しがあります。
そうした、背景の中で空手は民衆の最小限の防衛手段として行われていました。
空手の秘術は口外されずに、親から子へ、師匠から弟子へと受け継がれ残りました。
それが「型」です。
【空手とオリンピック】型競技のルールと見方
競技となった型は、型の中に秘められた空手の技の正確さ、スピード、威力を比較して優劣を競い合います。
試合方法は、点数方式とフラッグ方式とがありますが、今では多くに大会でフラッグ方式が採用されていますので、オリンピックででもこの方式が採用されるものと思われます。
このフラッグ方式は、2人の選手が赤と青に別れ、1人ずつ形の演武を行い、5人または7人の審判が、先に述べた基準で優劣をつけ、優れた選手の旗を揚げるという方式です。
1対1で勝者がわかりやすいので、観客からはわかりやすいといわれています。
選手は同じ型が使えませんので、何種類の型を対戦する相手に併せて準備しておく必要があります。
2020年の東京では、空手母国といわれる日本選手の活躍を期待したいものです。
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