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押忍!日本一を目指す、空手バカ30代の家康です!
空手と言えば上段回し蹴り、という人もいるくらい
上段回し蹴りは見た目も派手でかっこいいすよね!
いわゆるハイキックです。

空手をしている人なら上段回し蹴りを使いたい!
と思っている人は多くいるはずです。

極真空手の上段回し蹴りの発達と歴史

特に極真は素手の顔面攻撃禁止により、上段蹴りが発達しました。

(伝統派も近年はルール改正により上段蹴りのポイントが高くなったので、
上段蹴りは増えたと思います。)

 

古くは初代チャンピオン山崎照朝、近年では松井章圭、
緑健児、組織の長を担う人物など
何人もの上段回し蹴りを得意とする選手が現れました。

 

初期の極真では伝統派やキックボクシングのように、
離れた間合いから一発を狙うスタイルでしたが、

近年は顔面無しルールを利用した接近戦での連打から
上段回し蹴りを使う技術が発達しています。

(もちろん、いきなりの上段回し蹴りが決まる場合もありますが)

代々、いろんな先輩達がいろいろな方法を研究してきました。
それで今回は私なりに感じた上段回し蹴りの練習法について
書いてみたいと思います。

 



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上段回し蹴りの練習方法

効果的に上段回し蹴りを蹴るための練習方法をこちらに
ご紹介させていただきます。

1、ストレッチ&空蹴り

先ずは股関節のストレッチ、開脚運動はやはり必要となります。
お風呂上りや運動した後など体が温まっているときに、
出来れば30分ほど、前後左右の開脚運動でゆっくり伸ばして下さい。

180度とまでいかなくとも150度開脚くらいでも十分です。
それで十分にハイキックは蹴れるようになります。

そして次は空蹴りでフォームを作る事です。
最初は蹴りで体のバランスを崩しやすいので、
バレエのように手すりを持って練習する事が効果的です。

(壁に手をついても構いません)

最初はバランスを崩しても、だんだん自分の軸やバランスを崩さずに
蹴れるようになります。

本来、体が硬くて足の上がらなかった私でも、この練習の反復により、
だんだん上体のバランスを崩さずに、楽に蹴りが出来るようになりました。

 

伝統派とは違い、ノックダウン制ですから、体軸を中心に大きく重心移動し、
全身の体重を蹴り足に乗せるつもりで蹴り込みましょう。

 

特に現在では近距離での蹴りが多様されますので、
膝は前蹴りのように正面に上げる事なく、
側面から大きく回しこみ、余り腰を入れ過ぎずに蹴ります。

 

 

図2

 

2、サンドバックを蹴る。

実際に物を蹴る練習です。現代ではサンドバックが使えますね。
或いは、キックミットをパートナーに持ってもらって蹴ってもいいです。

 

脚力をつけるためのウエイトトレーニングも効果的だと思いますが、
実際に物を蹴る稽古のほうが何倍も効果的だと思います。
体重の乗せ方、インパクトをとらえる感覚。

衝撃に耐える足を作るためにも重要なトレーニングです。

実際に物を蹴る事でフォームを崩してしまう人もいますが、
そうならないように、正しいフォームを保つ事を意識しながら強く蹴ります。
上段回し蹴り自体はモーションが大きいため、防がれやすく、
多用するべき技ではありません。

しかし磨きぬかれた上段回し蹴りは、目が慣れていないと防ぎにくい技とも言えます。

それを作るためのスピードとパワーはやはり反復練習が必要ですから、
出来れば10000本を目標に!(1日100本で100日)

3、コンビネーション、受け返しでの反復

 

実際に使う場合ですが、いきなりの一発で蹴りを決める事は難度が高いです。

それでフェイント(捨て技)を含めたコンビネーションを練習する必要があります。
例えば、下段蹴りからの上段蹴り。

先ずは下段蹴りでダメージを与えて、相手の意識を下に向けて、
上段蹴りに繋ぐパターンです。
或いは中段突きから上段蹴り。

中段突きで相手の両腕のガードを下げさせて、
上段回し蹴りに繋ぐパターンです。

 

図6

 

自分にあったコンビネーションを幾つか作って練習しておけば、
技が決まりやすくなります。

 

後は相手の攻撃に対しての反撃、受け返しのパターンも練習しておきましょう。
例えば、相手の後ろ回し蹴りを捌いて、上段回し蹴りに繋ぐパターン。

 

背中への攻撃は禁止ですが、上段回し蹴りには繋ぎやすいです。
相手の後ろ回し蹴りを捌いて、相手の背後の死角の位置を取る事が出来れば、
相手も防御が困難です。

図7

 

またこれはちょっと難度が高いですが、相手の下段蹴りにカウンターを合わせるパターン

よく下段蹴りをする時に、両腕のガードが下がってしまう人がいます。
そのような癖をつかむ事が出来たら、狙いやすいとも言えます。

もちろんそれは、普段からの練習でスピードのある磨きぬかれた
上段回し蹴りを身につけている事が前提ですが。

 

図8

 

 

以上のようなコンビネーションや受け返しを普段からの約束練習で
身につけた上級者はガンダムのトレーニングもいいでしょう。

相手が全身防具で固め軽く動き、攻撃してもらいながら、
こちらの技を強く決める練習です。

スパーリングとミット打ちを兼ねるような練習です。

実際の相手は動き回り、プレッシャーもかけてきますから、
その中で正しい技を決めなければなりません。



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後は組手で!

 

最後は組手で実践さながらの上段回し蹴りをやってみることです。

試合ではないので、けがをさせないように、ある程度力を抜いて

振り切らないようにしましょう。

 

以上、私見ではありますが、ここまでのトレーニングを積めば、
かなりの確率で上段回し蹴りを使いこなせると思います。

参考にしていただければ幸いです。

押忍!





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