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押忍!空手バカ30代の良則です!
38歳でまだ悪あがきをしている空手家です。
【空手の形】会場内に響く形演武の音
大会会場に響き渡る、形を打つ音を聞いた方も多いと思います。
形の競技では、形を演武する際に生ずる音は何とも言えない緊張感・感慨を与えてくれています。
YouTubeなどで紹介されている映像・動画は遠くから撮ったものなのか(コート際には関係者以外は近づけないためか)、無音またはごく小さな音しか入っていないケースがほとんどで、魅力が半減してしまっていますね。
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【空手の形】形演武で発生する音
さて、空手の形を演武していて発声する音とはどんなものがあるでしょうか。突き蹴りを出すことによって発生する音が一番多いでしょうか。
次は呼吸音。そしてその次は、会場のコートにもよるのですが、足がマットや床を擦る音。
大きな音としては、踏み込み時にでる足の音があります。
鋭い技、スピードある技、力強い技では、空気を切り裂く音がします。
形試合会場にそうした音が鳴り響けば、形も一段と極まった力強いものとして見栄えもしてくるものです。
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【空手の形】音を出すために・・・?
しかし、その裏をかくというか、技を磨くことでなく、いかにカッコいい音を出すかと熱心に研究する輩が現れて、審判の注意事項として「足をならしたり、胸や腕又は空手着をたたいたり、無闇に息を吐き出すなど・・・」(全空連空手競技規定より)などと記されています。
空手着メーカーの中には「鋭い音が決め手」「形が極まる」といったうたい文句で形用の空手着を売り出しているところもあります。
選手でも、形用の空手着と組手用の空手着を使い分けているものも少なくありません。
中には音の出やすい空手着に、霧吹きで水をかけ、さらに音が出るようにする選手もいます。
確かに、古くなったヨレヨレの安物の空手着では、ビッシとした音がしないものです。
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【空手の形】形の本末転倒
空手の形の本質は、空手の武道性・武術性を表したものであり、貴重な空手の鍛錬法、練習法です。
それが競技となってしまうと、他より少しでも威力のある形を演武しようと、工夫するあまり、大きな音を出すことに意識が行ってしまい、形の技の意味を忘れてしまいがちになってしまうようです。
競技規定で指摘されている、自分で自分の着ている、空手着をたたいて音を出すといった仕草は技の逸脱であることは誰でもわかることですが、それをわざわざわからないように音を出す「技」を見つけ出す時間と暇があったら、本来の空手の技を磨くために努力してもらいたいものですね。
【空手の形】形競技化の弊害?
形を競技化し競い合いがはじまるとこうした「弊害」が出てしまっています。
もし、そんなことばかりに頭がむいていると形は武道性でなく、見た目の華やかさ美しさ(それもあるが)を競う競技になりかねません。
形の自殺行為に等しくなってしまいます。
少し考えていきたいものですね。
押忍
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